ベトナム 【VIETNAM】

これを見ずしてホーチミン市は語れない！ホーチミン市の代表的な観光スポットは半日で回ることが可能なんです。
統一会堂（旧大統領官邸） 、戦争博物館（又は歴史博物館）、サイゴン大教会（聖母マリア教会）、中央郵便局 などの博物館見学や代表建造物見学、そしてベンタン市場ショッピングを含むダイジェスト版です。
市場でのショッピングは値下げ交渉もお任せ下さい！

クチトンネルはホーチミンから北西へ約50km離れ、昔ベトナム戦争時代に米軍を翻弄したといわれる巨大なトンネル。
全長250kmにおよぶ地下トンネルは、ベトナム戦争時代にアメリカ軍の空からの攻撃を防ぐために、なんと手で掘られました。中はとっても細いトンネルが広がり、生活に必要なキッチンや会議室、寝室なども作られました。枯葉にまぎれたトンネルの入口は、人が通れるぎりぎりの大きさ。ぜひ実際に現地で確かめてみてくださいね。
そして4,800 kmもの長さを誇るメコン川は、チベット高原に源流を発し、中国の雲南省を通り、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジアを通りベトナムに流れています。
川の中腹にある小島に上陸し、蜂蜜農家やココナッツキャンディー工場なども訪れ、みずヤシの生い茂る緑のトンネルをクルーズ！昼食には名物「象耳魚（エレファントフィッシュ）」と郷土料理もご用意出来ます。日本では決して体感できない大河メコンを存分に感じてください。

カンザーマングローブ国立公園は市内から車で2時間。マングローブとは、水上にせり出した支柱根が幾重にも重なり、満潮時は海に、干潮時には陸になる地域に育つ植物の総称で、その種類は約100種。しかもその樹木は建材や漁具に、樹液は薬に、更に魚やエビなども育む、まさに恵みの森といえます。
そんなマングローブ林は、ベトナム戦争時にアメリカ軍が枯葉剤による一掃計画を決行、壊滅の危機を迎えました。それによりカンザー地域だけでも約4万haものマングローブ林が枯れ果ててしまいました。しかしながら、マングローブの重要性を知っていたベトナム人たちは、なんと戦争中にもかかわらず植林を行い、南ベトナムの解放までに約8500haもの植林がなされました。そしてその後、ベトナム政府をはじめ、日本のNGOなどの活動により、自然更新林も含め約３万haの森が再生しています。世界各地で環境問題が叫ばれている現在、人の力により自然を蘇らせた世界でも稀な成功例、それがこのベトナムのカンザーなのです。
園内ではマングローブ林のボートクルーズはもちろん、カニ食い猿のショーやワニ、鳥園（4月～9月の期間限定）そしてベトナム戦争当時に使われていたベトナム軍解放戦線の基地などを見ることが出来ます。また、マングローブ林に生息する動植物を展示している博物館やレストランもあり、シーフードをはじめとしたベトナム料理も堪能できます。